Googleでは米国現地時間12月1日、The Keywordを更新し、約120の国や地域の英語版のAIモードにおいて、Google AI ProとUltraのサブスクメンバーを対象に、Gemini 3とNano Banana Proの利用が可能になったと発表しました。日本も対象になりますが、日本においてはGoogle AI ProとUltraメンバーのアカウントであること、そのうえで検索設定を英語にすること、が前提となります。なのでこの条件をクリアしている人のみご活用ください。

というわけでGoogleからの発表内容を和訳してご紹介します。

Googleからの発表内容

要はGemini 3の得意分野である動的な見せ方(時に表に、時に図式に、時に方程式で…等、クエリによって回答の演出が変わる)がAIモードに導入され、画像に関しても文字ベース要素が正確にビジュアル化されるという…Google最新の生成AIモデルが検索にも利用できるようになったということです。そしてこれは既に米国の英語版では対応しておりましたが、このタイミングで日本を含む120もの国と言語で対応できるとのことです。とはいえ、120もの国と言語の中で英語版Google検索に設定した場合に限ります。英語版Google検索に設定した上で、自国の言語(日本であれば日本語)で入力すると対応してくれます。

検索におけるGemini 3とNano Banana Proが世界中のさらに多くの国で利用できるように

Googleでは、最もインテリジェントなモデルであるGemini 3を、英語で約120の国と地域のGoogle検索のAIモードに導入します。
本日より、Google AI ProおよびUltraのサブスクリプションメンバーは、AIモードのモデルドロップダウンで“Thinking with 3 Pro”をタップすることで、Gemini 3 Proをご利用いただけます。Gemini 3の最先端の推論機能により、AIモードは最も複雑なクエリのニュアンスも捉えることができます。また、Gemini 3の比類なきマルチモーダル理解と強力なエージェントコーディング機能により、新たなジェネレーティブUIが実現します。これにより、動的なビジュアルレイアウト、インタラクティブツール、カスタムシミュレーションなど、クエリに合わせて即座に生成される機能をすべて利用できます。
最新の生成画像モデルであるNano Banana Proを、本日よりGoogle AI ProおよびUltraのサブスクリプションメンバーを対象に、より多くの国で英語版AIモードに導入いたします。Gemini 3 Proをベースに構築されたNano Banana Proは、Geminiの高度な推論機能とGoogle検索の膨大な知識ベースとの連携により、インフォグラフィックなどの視覚化を支援します。
この拡張により、何でも質問しやすくなり、より豊富で役立つ理解を即座に得られるようになりました。

引用）The Keywordより和訳

Geminiアプリで出来ることがAIモードでも出来るようになることで、検索ユーザーにとっては活用の幅がどんどん広がっていくでしょう。GPTに対してGoogleの攻勢が続きますが、そのうちチャッピー(ChatGPT)からジェミー(私が勝手に命名w)に移行する人が増えていくかもしれませんね。

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